ミラノ・コルティナ冬季五輪で悲願の初メダルを目指すアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」。
その攻守の要としてチームを牽引するのが、志賀葵(しが あおい)選手と紅音(あかね)選手の姉妹です。
実はこの二人、かつて「姉だけが五輪に行き、妹は家でテレビを見る」という、残酷なまでの明暗を経験しています。
今回は、最強姉妹を育てた父とのエピソードや、地元・北海道帯広で育まれた家族の物語を詳しく解説します。
- 志賀姉妹のプロフィールとアイスホッケーを始めたきっかけ
- 2018年平昌五輪での「離れ離れの挫折」と父と交わした約束
- 姉・葵は「守りの要」、妹・紅音は「日本の点取り屋」
志賀葵・志賀紅音のプロフィール
二人がアイスホッケーを始めたのは、地元・北海道帯広市のスケート少年団がきっかけでした。
世界と戦う二人の体格など、最新のプロフィールはこちらです。
| 項目 | 姉:志賀 葵(しが あおい) | 妹:志賀 紅音(しが あかね) |
| 生年月日 | 1999年7月4日(26歳) | 2001年3月3日(24歳) |
| 身長 / 体重 | 165cm / 61kg | 165cm / 63kg |
| ポジション | ディフェンダー(DF) | フォワード(FW) |
| 所属 | モド(スウェーデン) | ルレオ(スウェーデン) |
1学年違いの「年子」として、常に一緒に練習し、競い合ってきた二人。 しかし、2018年、あまりにも大きな壁が二人の間に立ちはだかりました。
【感動秘話】平昌五輪の落選
2018年の平昌五輪。当時高校3年生だった姉・葵選手は、チーム最年少で代表入りを果たします。一方、高校2年生だった妹・紅音選手は、最終選考で惜しくも落選してしまいました。
- 父・弘明さんと流した涙代表発表の日、選ばれなかった紅音選手は、実家で父・弘明さんと共にテレビを見ていました。そこには、開会式で誇らしげに行進する姉・葵選手の姿が映っていました。「お姉ちゃんは、あんなに遠いところにいる――」。悔しさで涙が止まらない紅音選手に、父は静かに寄り添いました。
- 「次は一緒に出る」父への誓いその時、紅音選手は父に誓ったそうです。「4年後は、絶対に葵と一緒に五輪に行く」と。この言葉が、彼女を日本屈指のアタッカーへと変える原動力となりました。
別々の海外リーグで「個」を磨いた4年間
4年後の北京五輪で姉妹出場を果たした二人ですが、結果は6位。「世界との差」を痛感した二人は、さらなる高みを目指して別々の道を選びました。
- 姉・葵選手:より強固な守備を学ぶためスウェーデンへ。
- 妹・紅音選手:得点力を磨くため、日本人初の北米プロリーグ(PWHL)契約選手として武者修行。
お互いに依存するのではなく、あえて離れて「個」を磨いた二人が、今ふたたびミラノの氷上で重なり合っています。
【2月10日20:10開始】運命の最終戦!日本 vs スウェーデン
予選リーグ最終戦の相手は、3戦全勝で首位を走る強豪スウェーデンです。
今夜は地上波・BS・ネット配信ですべて網羅されています!
- 日程:2月10日(火) 20:10開始(日本時間)
- 放送予定:
- 地上波:フジテレビ系列
- BS放送:NHK BS / BSフジ
- ネット配信:TVer / NHKプラス
【見どころ】 小池詩織キャプテンが涙ながらに「自分たちの持っているものを全て出し切る」と語った通り、総力戦となります。 スウェーデンのリーグでプレーする志賀姉妹にとっては、知り尽くした相手でもあります。姉・葵の守備と、妹・紅音の得点力で奇跡を起こせるか、テレビの前で応援しましょう!
まとめ:父への恩返しは「姉妹でメダル」
かつて実家で父と涙した少女は、今や世界中からマークされるエースへと成長しました。
- 父・弘明さん:二人の活動を誰よりも応援し、影で支え続けてきた一番のファン。
- 二人の夢:姉妹で表彰台に立ち、父の首にメダルをかけてあげること。
「想い」だけでも、「力」だけでも届かないメダル。しかし、この姉妹の絆があれば、きっと歴史を塗り替えてくれるはずです!


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