俳優として活動する星野真里さんは、2024年に社会福祉士の資格を取得しました。きっかけとなったのは、先天性ミオパチーと診断された娘さんの存在です。「娘のために何かできないだろうか」と考え、福祉について学び始めました。
星野さんは仕事や子育てを続けながら通信で学び、スクーリングや24日間の実習も経験しています。夫の高野貴裕さんも同じ2024年に社会福祉士を取得しており、夫婦で福祉について学んできました。
この記事でわかること
- 星野真里さんが社会福祉士を目指した理由
- 社会福祉士をどうやって取得したのか
- 大学や通信課程、24日間の実習について
- 夫・高野貴裕さんも資格を取得した理由
- 娘さんの病気を公表する前に資格を取った理由
- 現在の活動に資格をどう生かしているのか
星野真里が社会福祉士を取った理由
星野真里さんが社会福祉士を目指した背景には、娘さんとの生活があります。
娘さんを育てる中で医療や福祉に触れ、自分にもできることがあるのではないかと考えるようになりました。また、娘さんの病気を公表することへの不安も、資格取得を後押ししています。
娘の存在がきっかけ
星野さんの娘・ふうかさんは、先天性ミオパチーと診断されています。
星野さんは娘さんとの生活を通してさまざまな疑問を感じるようになり、「娘のために何かできないだろうか」と考えて社会福祉士を目指しました。
福祉の歴史を学んだ際には、誰かのために行動してきた人々の存在を知り、人がつくった社会を変えるのもまた人なのだと感じたといいます。
障害のある子どもとの生活では、医療だけでなく福祉、行政、教育など多くの制度や支援と関わります。社会福祉士の勉強は、星野さんにとって娘さんを取り巻く環境について幅広く学ぶ機会にもなりました。
娘さんのために始めた学びが、家族以外の誰かにも役立つ情報を届ける活動へつながっています。
資格は自分を守る「鎧」
星野さんは、娘さんの病気を公表することに迷いがあったと語っています。
俳優という仕事をしているため、家族のプライベートなことを公表した際にどのような影響が出るのか分からず、寄せられる反応に自分が耐えられるのかという不安もありました。
そこで考えたのが、自分を奮い立たせるための「鎧」を身につけることでした。
何も知らないまま発信するのではなく、自分自身も福祉を学び、社会福祉士の資格を取ってから一歩を踏み出したいという思いがあったのです。
娘さんのために知識を得たいという気持ちだけでなく、家族について社会に発信するための覚悟も資格取得につながっていました。
資格取得後に病気を公表
星野さんが娘さんの先天性ミオパチーを公表したのは2024年9月です。
一方、社会福祉士については「昨年度の試験に合格した」と明かしています。第36回社会福祉士国家試験は2024年2月4日に行われ、合格発表は3月5日でした。
そのため、社会福祉士の資格を取得してから娘さんの病気を公表したことになります。
公表までには、娘さんのプライバシーや家族への影響などへの葛藤がありました。その一方で、同じような病気や障害のある子どもについて発信している家族の姿に励まされた経験もあったといいます。
資格取得後には娘さんの日常について伝えるInstagramも始めました。家族の経験を発信することが、同じような状況にいる人へ情報を届ける一歩となっています。
星野真里はどうやって取得した?
星野真里さんは、仕事と子育てを続けながら社会福祉士を目指しました。
本人が明かしているのは、通信で学び、スクーリングに参加し、24日間の実習を経験したことです。ただし、社会福祉士になるために利用した具体的な学校名や養成課程名は公表されていません。
通信・スクーリング・実習で学習
星野さんは青山学院大学文学部フランス文学科を卒業しています。
ただし、社会福祉士の資格取得について本人が明かしているのは、その後に通信で学び、スクーリングや24日間の実習を経験したということです。
社会福祉士には複数の受験資格ルートがあります。一般の4年制大学を卒業した人が、一般養成施設などで必要な課程を修了して国家試験を受けるルートもその一つです。
星野さんが具体的にどの受験資格ルートを利用したのか、養成施設名とあわせた詳細は公表されていません。
一方、通信だけで勉強を完結させたのではなく、スクーリングや実習も必要だったことは本人が語っています。
大学・養成施設はどこ?
星野さんの出身大学は青山学院大学ですが、社会福祉士になるために利用した養成施設や通信課程の学校名は明らかになっていません。
公表されている学習内容は次の通りです。
- 通信で学習
- スクーリングに参加
- 24日間の実習を経験
- 国家試験に合格
「星野真里 社会福祉士 大学」と検索した際に出てくる青山学院大学は、星野さんの出身大学です。
青山学院大学は出身大学であり、社会福祉士取得のために利用した通信課程の学校名は公表されていません。
通信で学んでいますが、自宅学習だけで資格を取得したわけではなく、スクーリングや24日間の実習も経験しています。
仕事・子育てと両立
星野さんが社会福祉士への挑戦を考えた際、仕事や子育てと両立できることも大きなポイントでした。
通信とスクーリングに加えて24日間の実習があると知り、「これならば子育てと仕事をしながらでも取れるかもしれない」と考えたと語っています。
俳優の仕事と子育てを続けながら、通信学習、スクーリング、実習を経て国家試験に挑戦しました。資格取得を報告した際には、協力してくれた人たちへの感謝も伝えています。
一方、資格取得直後には、実際の福祉現場は学習した内容よりも複雑であり、自分はまだ勉強で身につけた知識が中心だとも話していました。
資格を取ったことを理由にすぐ専門家として助言するのではなく、まずは娘さんとの生活で経験したことや感じた課題を伝える活動につなげています。
夫・高野貴裕も社会福祉士に
星野真里さんだけでなく、夫の高野貴裕さんも社会福祉士の資格を取得しています。
高野さんが福祉を学んだ背景にも、娘さんを育てる中で経験した支援制度の分かりにくさがありました。夫婦は2024年にそろって社会福祉士となっています。
夫婦で2024年に資格取得
高野貴裕さんは、2024年に妻の星野さんと一緒に社会福祉士の資格を取得したと明かしています。
夫婦に共通していたのは、障害のある娘さんを育てる当事者として福祉について学びたいという思いでした。
星野さんは「娘のために何かできないだろうか」と考え、高野さんは支援を必要とする人と制度や情報をつなげたいと考えるようになりました。
同じ資格を取ったのは偶然ではなく、家族として福祉に関わる中で、それぞれが必要性を感じた結果でした。
福祉制度の壁を経験
高野さんは、娘さんに障害があると分かってから、必要な支援を受けるまでにさまざまな壁を経験したと語っています。
行政に相談したくても、どの窓口へ行けばいいのか、どのような申請が必要なのかを自分で調べなければならないことがありました。
さらに支援内容によって窓口が分かれ、複数の担当者に同じ状況を説明する必要もあったといいます。
医療的ケアや就学、地域からのサポートに助けられた一方、必要な情報にたどり着けず、支援につながらない家族もいるのではないかと感じるようになりました。
そこで福祉や医療について学び、必要な人と支援をつなぐための知識を身につけたいと考え、社会福祉士を目指しました。
現在はwappoで活動
星野さん一家は、任意団体「wappo」を立ち上げています。
「私たちの一歩」という意味を込めた活動で、障害のある子どもやその家族に向けた情報発信などに取り組んでいます。
2025年には、細身の娘さんに合う肌着が見つかりにくかった経験から、細身の子ども向け肌着の開発プロジェクト「fooit」を始めました。家族が実際に感じた困りごとから生まれた取り組みです。
2026年5月には、星野さんが「wappo」の主宰として、病気の子どもの遊びや支援をテーマにした「病児の遊びケア・フォーラム2026」にも登壇しました。
社会福祉士として得た知識と、障害のある娘さんを育ててきた家族としての経験を、情報発信や新しい活動につなげています。
まとめ
星野真里さんが社会福祉士を目指したきっかけは、先天性ミオパチーの娘さんのために「何かできないだろうか」と考えたことでした。娘さんの病気を公表する際、自分を奮い立たせる「鎧」が欲しかったことも資格取得につながっています。
星野さんは通信で学び、スクーリングや24日間の実習を経験して2024年に社会福祉士となりました。出身大学は青山学院大学ですが、資格取得のために利用した養成施設や通信課程の学校名は公表されていません。
夫の高野貴裕さんも2024年に社会福祉士を取得しています。現在は家族で立ち上げた「wappo」を通じ、福祉の知識と子育ての経験を生かした活動を続けています。
